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実は、現在妊娠9ヶ月('05.3.7)。大きいお腹に心臓や胃、肺が圧迫されて、パソコンにしばらく向ってると動悸、息切れがし、足もしびれてくる。産む時だけが大変なのかと思い、お腹が大きくなってからの日常生活がこんなに辛いとは想像しなかったので、これを経験してきた世の中のお母さん達を尊敬してしまう。
妊娠中は自分で思っていた以上に色々なことが出来なかった。海外への買い付けはもちろんのこと、アンティークフェアへの出店、マメな更新が命のネットショップでさえもつわりで思うようにはかどらなかった。
「もうダメかもしれない・・・。」と思っていたところ、随分前にアップしたものが売れて驚いたりする。それも「素敵なものに出会えて嬉しいです。ありがとうございます。」と、とても感謝されて。そこで、「そうか!アンティークには売れ残りってものはないんだ。」と気付く。
アンティークショップを始めて、売ることを考えるようになって、売れ残ることを心配するようになって、自分がアンティークを好きになった原点を忘れてしまっていたことを反省した。 |
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自分の思うように動けないジレンマとあきらめの中で、思いもよらず心温まる経験をした。
クリスマス前のこと。Royal Copenhagenのマグカップの注文が入った。奥さんが雑誌を見て欲しそうにしていたので旦那さんが一生懸命探して、やっと見つけたのだという。欲しかったマグをプレゼントされて喜んだ奥さんは、同じデザイナーのマグを旦那さんのプレゼントに購入した。不思議とRoyalCopenhagenのマグカップはペアで買われてゆく。そして注文の短いメールのやり取りの中には、いつもパートナーを思いやる気持が感じられ、カップがふたりの生活に少しばかり幸せを運ぶように思われた。
それからもうひとつ。イギリスの野外のマーケットでガラクタ同前に売られていたクッキー型が、ある方に買われ、かわいいクリスマスオーナメントクッキーとなって鎌倉のお店に並ぶ。そのかわいさに心惹かれて、たくさんの人がクッキーを購入したという。そのクッキーを作った人も嬉しかっただろうし、買った人もきっと幸せなクリスマスを過ごしたことだろう。何だろう?この幸せの広がりは・・・。
多分、普通の雑貨ではこうはならないだろうし、高級なアンティークでもこうはならないだろう。 |
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イギリスの野外アンティークマーケット。お年寄りご夫婦や子連れの家族も多く、バケットやドーナツなどでランチを取り、散歩を楽しみながら見ている。アンティークが彼らにとって日常的なものだというのが良くわかる。 |
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Royal Copenhagen のイヤーマグ。
北欧雑貨やインテリアが好きな20-30代だけでなく、50-60代の和風を好む人たちまで、多くの世代に受け入れられ、魅力的に感じてもらえるデザイン。
種類が豊富ということもコレクタブルアイテムになる重要なポイント。だんだん手に入らないものも出て来てるので、近いうちに値上がりするかも... |
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アンティークを売るようになって、ちょっぴり忘れかけていた、もっとも大切なことを思い出した。それは、「そこに感動があるか。」ということ。アンティークは偽ものか本物かが問われるが、どちらにしろ後悔しないのは、自分が納得して得たかどうかだと思う。だからそのアンティークを「素敵!」と思い、感動するかどうかを購入の判断基準にしていた。そういう感性に知識がプラスされれば、もっと楽しくなる。 |
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好きなアンティークについてコレクションする上でも色々勉強もしてきたが、販売する側となって、多くの方に買ってもらうようになって、アンティークとして将来価値が出て行くものは次のようなものだろうと感じている。
1、その時代にしかつくれないもの。
材質:ガラス、プラスチックも技術が未熟だったためにそういうものしか作れなかった、というような・・・。
色:使われていた赤や銀に毒性があることが分かって、それ以降の年代は別の物で描くようになった、というような・・・。
職人芸:今じゃそこまで出来ないでしょう、というような手の凝ったもの。
2、人を惹き付ける魅力、美しさを持つもの。
ただ古ければいいってものじゃなく、時代が変わっても人々が手に入れたくなるような普遍的な美をもつもの。
3、刻印、サインなど年代やブランドの証明。
日本では高く売るには、これが得に大事かも。日本人一般にブランド志向が強いことと、西洋アンティークの判断基準として安心できるからかもしれない。西洋人はこの点に関して日本人ほど気にしていないように見える。刻印がなくて「どうしてその時代のものって分るの?」って問いつめても、「分るから分るのよ。」って言われてしまった。イギリスの古い街並に代々伝わる古い家や家具などに囲まれて暮らしていれば、理屈抜きに分るものはあるのだろう。 |
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少し黄味がかった色のアンティーククリスタルガラス。 |
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これだけ凝った口はなかなか見つからない。 |
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プラスチックのできる前の素材ベークライトのハットピン。 |
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普遍的な美しさ。
1885年ごろのSPODEのプレート。 |
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刻印で陶磁器の年代が分る。 |
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大胆な構図と生き生きした筆づかいが魅力のクラリスクリフの作品。 |
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Midwinterでいうならば、価値が出るのは、50年代のジェシーテイトの手描きのもの、コンラン卿デザインのものだと思う。絵心のある人なら「その人の絵はその人しか描ない。他人がどんなに上手く真似しょうともどこか違う。」ということが分ると思う。ジェシーテイトの手描きのものは、まさにそれで、例えば、Capriやfalling leavesなどの曲線はジェシーの手の感覚ならではのものだと思う。当然、1人の人間が作れるものの数は限られてるから、ジェシーテイトの手描きのものは少ない。また、何百万円もする絵画などのアンティークではないから、わざわざ偽ものを作ろうとする人もいないので、本物だし。コンラン卿ものは、コンランはデザインはおこしてるけど、本人が絵付けをしてるわけではない。黒の線画の部分をお皿にプリントし、ペインターが色を付けて行く。レプリカが作れないものではないだろうけど、時を刻むことで退化した色やちょっとした筆づかいの違いで、本物かレプリカか分るんじゃないかな、と思う。まぁ、コンラン卿の目の黒いうちは、多分レプリカなんてくだらない心配いらないと思うけどね・・・。 |
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日常的に使うなら、60年代のものがいい。この辺のラインは数も多く、まだ手ごろな値段で手に入れられるので、カップとポットとプレートと同じシリーズで揃えて、気兼ねなくどんどん使うのが良い。毎日の生活にお気に入りのものが目に入ることは楽しいことだ。 |
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60年代midwinter
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人より多くのアンティークに関わってる分、「どれが価値が上がるアンティークか」は想像できるし、アドバイスできると思うけれど、自分自身、ヴィンテ−ジ雑貨も大好きで「安くて、かわいくて、こんなにハッピーになれるなら最高!」と思うところもあるので、結局のところ、「何を買うか。何から買うか。」は、ひとそれぞれ、その時の選択だと考えている。「将来値が上がるアンティーク」を買うのも楽しみだし、「日常で楽しむヴィンテ−ジ」を買うのも嬉しいこと。その都度、その都度、一生懸命考えて選択したならば、正しい選択であり、きっと何年たっても、そうして良かったと思えるだろう。
・・・転職、結婚、出産など多くの選択を必要とする女性の人生も同じようなところがあるかもしれない。
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イギリスで陶磁器の
勉強をするなら・・・ |
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日本で陶磁器の勉強をするなら・・・ |
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「ヨーロッパアンティーク・カップ銘鑑」の著者、和田泰志氏によるセミナーが、鎌倉のTea Room BunBunで不定期に開催される。
陶磁器の歴史、材質について、本ものと偽もの見分け方の他に、和田氏の豊富な雑学が面白い。
ティー・インストラクターセレクトのお紅茶と手作りケーキが付くのも嬉しい。 |
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イングランド中央部、ストーク・オン・トレントにはWedgwood,Royal Doulton,Minton,Spode,Aynsleyなど有名な陶磁器メーカーの工場があり見学できる。 |
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SPODEの工場では、陶器の製造過程を見学できる。一番面白いのは絵付けのところ。併設の美術館では、美しい陶磁器の数々が見れ、社史の映画も見ごたえある。 |
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機会があれば・・・ |
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テレビ「開運!なんでも鑑定団」の岩崎鉱昌氏による「アンティーク商売、失敗しない開業ガイドとホンネの話」というセミナーが以前、青山のNHK文化センターでやっていた。
陶磁器、ガラス、ジュエリーなどのアンティークの基本が学べると同時に、何十万もするガレの花瓶を触らせていただいたり、自分のお宝を鑑定してもらったりと貴重な体験ができた。
何より永年アンティークに携わって来た方から聞くお話は、アンティークショップを始める上で大変参考になりました。
時には厳しく本音で語ってくれる岩崎鉱昌氏の講演は、(今はなさってるか分りませんが)オススメです。 |
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Royal Doltonでは色々な時代のファッションと街並がアンティーク人形で表現されていて興味深い。 |
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工場敷地内のアウトレットならティーセットも格安。 |
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1, From Denmar k & England (2003.6)
2,Steven Jenkins (2003.8)
3, From Stockholm (2003.9)
4, Denmark Food (2004.1)
5,English Scool (2004.3)
6,Torquay=イギリスコレクタブル=(2005.3)
7,将来価値の出るアンティーク 日常で楽しむヴィンテージ(2005.5)
8,北欧デザイン〜見るもの・買うもの〜(2006.2)
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